「新築の香り」は良い香り?

内壁(漆喰・壁紙・ニッチ)

「新築の香り」の正体

人々がよく口にする「新築の香り」の正体。

実は、その多くが化学物質の臭いだそうです。

具体的な例として、

  • 壁紙(ビニールクロス)を施工する際の接着剤
  • 合板(集成材)を張り合わせる接着剤
  • 建具の組み立てに使用する接着剤
  • その他塗料や溶剤

などの揮発性有機化合物が挙げられます。

いわゆるシックハウス症候群の原因物質です。

これを防ぐために、現在の新築住宅では24時間換気システムが義務付けられています。

ただ、最近では健康に配意した素材も多く使われるようになっています。

漆喰の匂いとは?

心地良い空気感

我が家のHMでは、

・健康に配慮した家造りをする。

・漆喰や無垢床等の自然素材を活用し、化学物質の使用を極力抑える。

ことを基本方針としていました。

実際、打ち合わせで展示場へ行く度に、呼吸をしていて不思議な心地良さを感じていました。

少し大袈裟な表現かもしれませんが、身体が本能的に喜んでいると言うか…

とにかく、ずっとその場で呼吸をしていたくなる空気感でした。

漆喰の匂い

漆喰自体に臭いはありません。

ですが、漆喰には殺菌・抗菌・消臭・調湿などの機能性があると言われています。

ですから、このHMで建てた家は、「良い香りがする」と言うよりも、「空気が綺麗、爽やか」「臭いが気にならない」と評価されることが多いです。

「臭い」に関するエピソード

先週、我が家の定期点検があり、その際に担当者から聞いたお話です。

 

先日、一組の御家族が展示場にいらっしゃいました。

色々とお話を伺ったところ、奥様が臭いにとても敏感らしく、いずれの展示場でも建材等の匂いに耐え兼ねて5分と居られず外に出てしまったそうなのです。

そして、最後に当社の展示場を訪ねたところ、漆喰の塗り壁は臭いを気にすることなく過ごせることに大変驚かれていました。

本来であれば、塗り壁は居室部分のみを標準で施工しているのですが、そのご家族は「オプションでも良いので収納内も含め全て塗り壁にして欲しい」と御要望され、早期契約に至りました。

 

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