設置してはいけない理由
シーリングファンの上に照明を設けると、回転するファンの影に悩まされることになります。
試しに、作動した扇風機の後方からライトを照らしてみて下さい。
回転する羽の影が壁に映し出されます。
これを床面に置き換えて考えてみましょう。
本や新聞を読む際、回転するファンの影が常時視界に入ってきたら、気が散って集中できないと思います。
主な対応策
ファンより下の位置に照明を設置する。
基本的な対策として、室内の照明をファンより下の位置に設けることが挙げられます。
少なくともファンの直上に照明を設けることは避けて下さい。
照明付きのファンを設置する。
Panasonic HP より
照明付きのシーリングファンであれば、ファンの影が床面に投影されることは無いと思います。
しかし、床面に反射した光によって、ファンの影が天井に投影される可能性はあります。
壁付けの照明を設置する。
Panasonic HP より
天井付け照明の多くは、ファンより上から光を照射します。
そのため、ブラケット等の壁付照明を検討すると良いと思います。
壁に投影しない範囲に照明を設置する。
壁付照明であっても、散光具合やファンとの位置関係によっては、壁面にも影が投影されてしまう可能性があります。
我が家の設置状況
我が家は18帖のLDKに照明付きのシーリングファンを設置しました。
この他にも、壁付けのライン照明とスポットライトを設置しました。
床面にファンの影は映りませんが、室内の照明をフル活用すると床面に反射した光の影響で、天井にファンの影がうっすらと映し出されます。
ただ、我が家のLDKは勾配天井なので、天井を見上げて影を意識しなければ気になることはありません。
コメント