設置を勧めない理由
光量が床まで十分に行き渡らない
ダウンライト単体では光量や照射範囲が限られます。
よって、十分な光量を確保するために設置数を増やす必要があります。
設置数が増えると天井が穴だらけになってしまいます。
結果的に設置費用が増加する上、勾配天井の見栄えや開放感を損なうおそれがあります。
交換時の作業場所が高所になる
一般的な天井の高さは2.4mです。
勾配天井だと少なくとも3m以上になります。
ちなみに、我が家の勾配天井は最も高い所で4.8mです。
この高さで天井に手を届かせるのは容易ではありません。
これは2階建て住宅の吹き抜けでも同じことが言えます。
交換には電気工事士の資格が必要
ダウンライトは、いわゆる「一体型」が多く普及しています。
一体型のダウンライトを交換する際は、電気工事士の資格を有する者に依頼する必要があります。
工事費が高額になる
作業場所が高所になると、
- 大きな脚立を用意する
- 足場を組む
などの必要性が生じ、工事費が大幅に増額される可能性があります。
我が家の設置状況
我が家の勾配天井では、
- 照明付きのシーリングファン
- 壁付けのスポットライト
- 壁付けのライン照明
地上高はいずれも約3mです。
本体の色は、壁に合わせて白色にしたので目立ちません。
普段使いであれば1だけでも十分な明るさを確保できます。
まとめ
ダウンライトは天井に埋め込むので見た目がスッキリする上、価格が安いのが特徴です。
また、LED照明は寿命が長く、交換頻度は少ないと言われています。
しかし、ダウンライトに関しては性能をよく理解した上で、設置場所や設置数、交換時のデメリットを考慮の上で検討することをお勧めします。
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