土地選びで注意すべきポイント③

土地

はじめに

 これまで複数回の引っ越しを経験してきた我が家が感じた「土地選びで注意すべき点」について、今回は動物に焦点を当てて紹介していこうと思います。

注意すべきポイント

野鳥の糞害

 

 野鳥が大挙して押し寄せる場所では、家も車も糞で真っ白になってしまいます。

 落ち着いて洗濯物や布団を干すこともできません。

 黒い外壁の新築住宅が日に日に糞で白く汚れていく様は極めて悲惨であり、実際にそのような住宅を目にしたことがありました。

  •  近くに野鳥のねぐらとなっている森や公園がある。
  •  上空に大量の野鳥が羽を休める送電線がある。
  •  地面に大量の糞が落ちている。

 このような場所は要注意です。

ペットの飼育状況

  ペットは近隣トラブルに発展しやすい項目の一つであり、例として

  • ペットの多頭飼い放し飼い
  • 頻繁に吠える等の鳴き声問題
  • 排泄物等の臭い
  • 野良猫や野鳥に対する餌やり

等が挙げられます。

 飼育環境が劣悪な場合は、単に衛生上の問題だけでなく、そこで飼育されている動物に噛まれた際に感染症にかかるおそれがあります。

 また、近隣で野良猫に餌やりをする住民がいる場合、集まってくる野良猫たちによって、

  • 自宅敷地を通り道にされる。
  • 花壇や植え込みをトイレにされる。
  • 車やポストに尿でマーキングをされる。

といった問題を引き起こされる可能性があります。

 住民同士の話し合いで改善が図れるなら良いのですが、必ずしも相手方がそれに応じるとは限りません。

 多くの場合は飼い主の良心に期待するしかないというのが実情でしょう。

 そもそも

「できることなら隣近所とは波風立てたくない」

「面倒な住民には関わり合いたくない」

というのが本音だと思います。

 動物には言葉が通じないだけに自制を促すこともできず、解決が難しい問題と言えます。

ゴミ屋敷

 あえて解説するまでもないと思いますが、やはり近隣にある場合は注意を要します。

 住民自身が何らかの問題を抱えているケースが多く、住民同士の話し合いで早期解決が期待できる問題ではありません。

 単に衛生上の問題があるだけでなく、害虫が大量に発生したり、野良猫やタヌキ、ハクビシン等の野生動物の棲み処となってしまうことも懸念されます。

まとめ

 高いお金を出してようやく建てたマイホーム。

 できるだけ綺麗な状態を維持しながら快適で気持ちの良い生活を送っていきたいと考えるものです。

 しかし、周囲の環境次第では、住み続けること自体にストレスを感じてしまうおそれもあります。

 「なぜ事前に気付かなかったのだろう」

 「どうしてこんな所に家を建ててしまったのだろう」

 そう後悔する前に、少なくとも隣近所の様子だけはよく確認しておくようにしましょう。

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