塗り壁の割れ(ヒビ)補修

内壁(漆喰・壁紙・ニッチ)

漆喰の塗り壁は、施工後約3年間は割れ(ヒビ)が生じやすいそうです。

入居から約10ヶ月が経過した我が家においては、カップボードと塗り壁との境目に割れが生じてきたため、HMに連絡の上、補修をして頂きました。

今回は、その補修経過について紹介したいと思います。

塗り壁は割れやすい?

冒頭でも触れましたが、塗り壁は施工後約3年間は割れが生じやすいそうです。

むしろ割れない方が不自然であり、割れにくさや施工性の良さを謳う商品には原材料に樹脂等が混ざっているそうです。

この点については、当初よりHMから説明を受けていました。

割れが生じやすい箇所としては、

  • 部屋の隅(壁の出隅、入隅)
  • 壁に作り付けられた住宅設備(机、カップボード等)との境目
  • 窓枠や建具枠との境目

が挙げられています。

現に我が家においても、これらの場所に若干の割れが生じています。

割れとは言っても壁に穴が開いている訳ではありません。

下地の石膏ボードは無傷なので、割れから隙間風が吹くということはありません。

塗り壁の施工過程効果については別記事にまとめてありますのでご覧下さい。

どうしても割れが気になると言う方に対しては、一般的なビニールクロスの壁紙をお勧めします。

施工箇所のビフォーアフター

まずは施工前の状況(↓画像)を見て下さい。

カップボードと塗り壁の境目に割れが生じて隙間の様になっています。

画像では一部しか写っていませんが、この割れがカップボードの横幅一杯に延びています。

こういった割れは他の場所でも見受けられますが、この場所だけは特に隙間が大きく目立っていたので一度HMに見てもらうことにしました。

そして次が施工後の状況です。

割れが埋まっているのが分かると思います。

施工に使用された道具

施工に使用された道具は、ジョイントコークと呼ばれる物です。

ジョイントコークとは、内装施工用のいわゆるコーキング剤です。

コーキング剤とは部材と部材の間を埋めるパテのような物です。

乾いて硬化するとゴムの様な質感に変化します。

一般的には外壁材の継ぎ目やシンク等の水回りで使用されることが多いです。

ジョイントコークはホームセンターで売られており、自分で購入して施工することが可能です。

しかし今回は目立つ場所だったので、きれいに仕上げてもらうためにHMに依頼しました。

施工時間はマスキングも含めて15分程度でした。

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