梁見せ天井における照明計画の注意点

天井(勾配天井・見せ梁)

梁の影が床面に投影される

「見せ梁」空中で橋渡しにする場合、梁より上の位置に照明を設置してはいけません。

その理由は、梁の下が常時陰になってしまうからです。

主な対応策

梁の側面か下面に照明を設置する。

基本的な対策として、梁の側面下面スポットライト等の照明を設置する案が考えられます。

ただし、梁に照明を直接設置する場合は、梁伝いに配線レールを通す必要があります。

配線の色通し方を慎重に検討しないと、せっかくの見せ梁の見栄えが損なわれるおそれがあります。

また、スポットライトの場合、

  • 照射範囲が限られる。
  • 設置数が増えて予算が増加する。
  • 上部にホコリが溜まりやすい。

というデメリットが生じる可能性があるので、併せてご注意ください。

壁面に照明を設置する。

梁より下の高さにブラケットライン照明等の壁付け照明を設置する方法があります。

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