「杉」の無垢床の特徴と感想

床材(無垢床・突板等)

見た目

↑の画像は、寝室に採用した杉の無垢床です。

白色、赤みのある茶色、焦げ茶色等の部分があり、全体的に見ると濃淡の差がパインより大きく感じます

節の数は少ないのですが、節の色が黒々としているのでパインより目立ちます

LDKなど面積が広い空間に採用すると、全体的に色の濃淡や節の存在が結構気になると思います。

実際、我が家のLDKはパインですが、杉にしなくて良かったと思っています。

ちなみに、杉でも節が目立たない素材はあります。

ただし、その分だけ資材としての等級が上がるため、価格が上昇します。

肌触り

肌触りはサラサラしており、優しい滑らかさを感じます。

素足で触れていてとても心地良いです。

香り

入居直後はとても良い香りがします。

檜とは違う高尚な香りが漂います。

とにかく呼吸していて癒されると言うか、家の中でこれほど自然の香りが心地良いと思った経験はありませんでした。

「香りが強すぎて苦手」という感想もありましたが、この香りは1ヶ月程であまり感じなくなりました

今では気温や湿度等の状況によって、時折良い香りがふわっと漂ってくる程度です。

ですから、臭いに敏感な方でもあまり気にしなくて大丈夫だと思います。

色や形状の変化

杉を採用した寝室は、北側に位置しています。

直射日光に晒されない影響もあってか、色の変化や反りはありません。

お勧めの施工場所

↑の画像は、衣装ケースのキャスターが動いた跡を撮影したものです。

杉のデメリットは、とても傷つきやすいということです。

杉は、良くも悪くも柔らかい素材です。

ちょっと硬い物を手元から落としただけですぐ凹みます。

ですから、子供が遊び回る部屋に採用すると短期間で凹みや傷だらけになってしまうと思います。

杉の無垢床は夫婦の寝室や書斎等、人の出入りが少ない部屋に採用することをお勧めします。

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