突板(つきいた)の経年変化

床材(無垢床・突板等)

突板とは?

我が家の廊下は樺(かば)の突板(つきいた)を採用しています。

突板とは、天然木を厚さ0.3ミリ程度に薄くスライスしたものを合板(複数のベニヤ板を重ね貼りしたもの)の表面に貼り合わせた床材です。

無垢床と違って反りや収縮が起きにくく、比較的安価に天然木の風合いを楽しめるのが特徴です。

樺とは?

樺(かば)とは北半球の亜寒帯から温帯にかけて分布する落葉広葉樹です。

日本においては北海道や本州の山地で多く見掛けます。

床材のカタログではバーチと表記されることもあります。

樺の木目は節が少なくきめ細やかで、黄色味が少なく、ナチュラルな雰囲気を演出できる特徴があります。

その他、床材に使われる樹種の特徴等についてはこちらの記事をご覧下さい。

経年変化の状況

↑の画像は我が家の玄関ホールを撮影したものです。

ホールには入居直後から玄関マットを常時敷いています。

そして、玄関マットを取り除いた部分の画像が↓です。

この記事の執筆時点で入居から約2年3ヶ月が経過しています。

境界より上側が下側(マットが敷いてある側)よりも濃くなっているのが分かるでしょうか?

突板は無垢床と比べると変化の少ない素材と言われていますが表面は天然木であるため、無垢床に準じた経年変化は生じると考えておいた方が良いと思います。

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