シャッターには手動式と電動式があり、どちらを選択すべきか迷う方もいると思います。
そこで今回は、それぞれのメリット・デメリットを踏まえつつ、最適な選択肢を検討していきたいと思います。
手動式のメリット・デメリット
三協アルミHPより
メリット
- 設置費用が抑えられる。
- 故障リスクが少ない。
- 停電による影響を受けない。
デメリット
- 身長によっては引掛棒や吊紐が必要。
- シャッターが複数あると開閉に手間が掛かる。
- 昔より随分軽くなったが、開閉に若干の力を要する。
- 開閉音が大きくなりがち。
- 開閉時に外気・雨水・虫等が侵入しやすい。
電動式のメリット・デメリット
三協アルミHPより
メリット
- 屋内からスイッチ一つで操作可能。
- 開閉音が静か。
- 外気・雨水・虫等の侵入を気にせず済む。
- 手動式より防犯性が高い。
デメリット
- 配線費用等を含むため設置費用が高い。
- 経年による故障リスクが高い。
- メンテナンスや部品の交換費用が掛かる。
- 停電時は使えない。
手動式・電動式の設置案
全て手動式
三協アルミHPより
一箇所ずつ手作業で開閉していく手間が面倒ですが、故障のリスクが低く、初期費用を抑えられるのがポイントです。
実家やアパートのシャッターと比較すると、最近のシャッターは軽くてスムーズなので感激しました。
開閉時に音は鳴りますが、深夜早朝を避けたり、力任せに開閉しなければ問題ありません。
エアコンが効いた部屋で窓を開けるのは抵抗がありますが、数時間に1回の換気作業と割り切れば良いと思います。
全て電動式
三協アルミHPより
窓を開けずに室内からスイッチ一つで開閉できるのが最大の魅力です。
設置状況によっては複数のシャッターを一括で操作できます。
ですが電動式は初期費用の高さと維持管理費が課題になってきます。
機械物だけにモーター等の部品が経年劣化で破損することが当然に予想されます。
某HMの営業担当者は「電動式はあまりお勧めしません。機械物は10年以上経過すると必ず何処かに不具合が出てきます。」と言っていました。
故障以外にも、小石やゴミ等が内部に挟まったり、停電した際には動かなくなる事態も想定されます。
また、製造から年月が経過すると修理やメンテナンス等に必要な部品が調達できなくなることも懸念されます。
電動式を導入したい場合には、初期費用だけでなく、長期的な維持管理費も視野に入れて検討することをお勧めします。
手動式と電動式の両方
LDKの掃き出し窓のように面積が大きく、毎日開閉を行うシャッターについては電動式を採用する。
寝室や子供部屋の腰高窓のように面積が比較的小さく、必ずしも毎日開閉するとは限らないシャッターについては手動式を採用する。
まとめ
シャッターは設置しなくても日常生活に支障はありません。
しかし、金銭的な問題はあれど、シャッターの設置によって得られる効果は大きいと思います。
手動式・電動式のメリット・デメリットをよく理解した上で、設置を検討して頂ければと思います。
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