はじめに
我が家では縦滑り出し窓(三協アルミ社製)を多く採用しています。
縦滑り出し窓には、ハンドル部分の仕様の違いから、
- カムラッチハンドル仕様
- オペレーターハンドル仕様
の2種類があります。
一般的によく見掛けるのはカムラッチ仕様ですが、我が家はオペレーター仕様を選択しました。
今回は、この2種類の仕様の違いや、実際に使用してみての感想を紹介します。
仕様の違い
カムラッチハンドル仕様
レバーを掴み、外側に向かって窓を押し開いたり、室内側に引き付けながら閉めたりします。
一般的によく見掛ける仕様です。
メリットとしては、
- レバーの形状、構造、操作性がシンプル。
- 見た目がスッキリしている。
ことが挙げられます。
デメリットとしては、
- 開閉時は外側に身を乗り出す形になるため、小さな子供だと転落のおそれがある。
- 網戸の収納に手間取ると虫が入り込みやすい。
ことが挙げられます。
オペレーターハンドル仕様
窓枠に回転式のレバーが付いており、これを回すことで窓の開閉を行います。
メリットとしては、
- 開閉時は外側に身を乗り出す必要がないため安全性が高い。
- 網戸に触れずに窓の開閉ができるため、虫が入り込む心配が無い。
- 外側から窓を開くには手間が掛かるため、多少の防犯効果が期待できる。
ことが挙げられます。
デメリットとしては、
- 窓を全開または全閉する際はハンドルを多く回す必要がある。
- レバー本体がカムラッチハンドルより大きく存在感があるため、多少見た目に劣る。
- カムラッチ仕様より高額になる。
ことが挙げられます。
使用してみての感想
やはり網戸の存在を気にせず開閉できるのが最大の魅力です。
ちょっと開けたい時、ちょっと閉めたい時でも、いちいち網戸を収納したり虫が入り込む心配をする必要がないためストレスがありません。
なお、縦滑り出し窓は網戸が窓の内側(室内側)に設置されるため、そこに違和感は感じます。
レバーを回す手間については、もともと縦滑り出し窓は外部から風を取り込みやすい構造(別記事参照)なので全開にする機会は殆どなく、普段は5~6回も回せば十分です。
むしろ、防犯面を気にする我が家においては、多少なりとも開閉作業に難が生じた方が都合が良いと考えました。
レバーは軽く回せるので、子供や高齢者でも支障はありません。
レバー本体の存在感については、常にレースのカーテンで隠れているので、普段は殆ど気になりません。
価格が上がることが懸念されましたが、カムラッチ仕様と同額にしてもらえました。
まとめ
総じて言えば、オペレーターハンドル仕様は、価格の上昇さえ気にならなければオススメできる設備です。
特に、縦滑り出し窓を多用していて、開閉頻度も多いご家庭においては検討してみる価値は十分にあると思います。
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